茂雪裡の奉安殿


釧路市内の奉安殿(※過去記事)で戴いたコメントを頼りに、阿寒郡鶴居村茂雪裡にある奉安殿へ。

奉安殿の場所はGoogleの航空写真であっさり見つけられましたが、なかなかやる気が起きず気がつけば雪景色…雪に埋もれる前にやっと重い腰を上げましたw

と言うわけで、まずはコメント戴いた『すずしろ』さま、ありがとうございました!


茂雪裡の奉安殿前に到着
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聞いていたとおり、春採のものと形がそっくり。


裏側より
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春採のは相当朽ちてましたが、とりあえず屋根は無事のよう。



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子供の背丈ほどある笹薮を掻き分けて進みます。子供と一緒だったので右手にカメラ、左手に子供の状態w



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扉の片側が無くなっていますね。



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思ったより屋根ももうダメです。



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内部は…
と、思って中を覗いてみると、写真の方と目が合ってビックリ。



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いわゆる御写真、なのかどうか?はわかりませんが、気が引けるので額縁を残して加工してます。



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足元には激しく損壊した賞状が…
他のサイトで見た賞状はもっと状態が良かったのですが、扉が無くなって屋根も破損してますからね、あっという間にこうなるでしょう。



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戦後教育の証拠である奉安殿。

中身は昭和30年代のものらしいですが、それにしても…

写真の方が誰なのか、すごく気になりますw



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陸軍伊良湖試験場 ~ 伊良湖射場


最後は伊良湖試験場の中枢施設があったとされる場所、田戸神社及び小中山児童公園へ。

門柱…
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…のワリには一本しか無かったような。取り付けられている石の表札がヤケに新しい感じ。


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門柱の向こうには、田戸神社と書かれた石柱が。


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鳥居がズラリと並ぶ。私の住む道東地方では見られない珍しい風景に見惚れる。

赤い鳥居なら尚良かったのに。


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この四角いのは『信管検査施設兼展望台』(の一部?)というものらしいですが、既に残された時間があと僅となっていたため、華麗にスルーします。

軽く神社内を探索後、道路向かいの小山中児童公園内へ移動。


立哨台
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公園に入ってすぐ、立哨台。


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実物を見たのは確かこれが初めて。

今にして思えば、せっかくなので門番ごっこでもやっておけば良かったと後悔。

せめて立哨台内部の写真を撮っておけば良かったな。謎の落書きもあるようなので。


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公園の奥にそれっぽい建物が見えます。


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近づいてみると、、、近所の犬に見つかってしまいました。

やかましいのと時間が無かったのとでここで断念しました。

ここ小山中児童公園には、他にも数々の遺構が眠っているようなので、機会があればまた、、、機会あるかなあ?w


名古屋夜景編へ、つづく


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陸軍伊良湖試験場 ~ 気象塔・電信所


気象塔兼観測塔
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キャベツ畑に囲まれた、のどかな道沿いで異様に目立つ建物、通称「六階建て」と呼ばれているとか。

この建物は戦後進駐軍に接収され、その時に書かれたであろう英単語が壁に残っているようです。


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とりあえず邪魔にならない場所にレンタカーを駐車。

ちなみに今回の旅のお供はコイツ。なぜか出だしの加速がとっても悪く、馴れるまで合流・右折の度にヒヤヒヤさせられました。


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接近します。


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内部には農機具が格納されています。上階へと続く階段が見えます。


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1Fの様子。窓枠の向こうにキャベツ畑。


いざ2Fへ!
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と思ったら封鎖されてますね。


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悔しい思いで上階を見上げます。


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仕方がないのですぐ近くにある遺構へ。

無線電信所です。


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なかなか良い壁、それと屋上まで続く興味深い階段。

ちょうど作業中の方がみえられたので挨拶がてら声をかけたところ、ここの所有者の方でした。


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許可をいただいて内部へ。

特に何もありません。が、壁に気になる落書きが。


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とりあえず解析、読みやすいようにネガ/ポジ反転してみます。

あいあいが(さ?)君がひらく?ぼくが??

…進駐軍とは関係なさそうでしたww


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窓からは畑の向こうに火力発電所が見えます。


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電線に細心の注意を払いながら屋上へ。


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屋上は、やっぱり何もありませんw


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ただ、四角いコンクリート柱があるだけ。


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中を除くと、これは煙突ですかね?


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本当は「六階建て」の屋上から撮りたかったのですが、仕方ないですね。


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「六階建て」を二階の高さから。


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気象観測塔は封鎖のため残念でしたが、電信所については所有者のお話も聞けたので有意義でした。

どちらの遺構も農機具格納庫として転用されていますね。

格納庫としての使用例…
根室市のトーチカ
根室市の海底電信線陸揚施設
神奈川のトーチカ
建造から80年~100年以上、やっぱ丈夫なんでしょうね…いや、北海道のトーチカはありあわせもので造ったハズなのでどうかな。まあ戦時の建物が平和利用されているということでw


つづく

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陸軍伊良湖試験場 ~ 外浜観測所


当初、福江観測所から南下し小塩津観測所に寄ってから外浜観測所というプランもありましたが、福江観測所周辺に居た蚊の大群のせいで心折れ、あっさりとあきらめて外浜観測所を目指します。

観測所はこの他にももう一つあるようですが、詳細はわかりません。

伊良湖の観測所は、大砲や弾薬の威力や弾道などの実射データを収集するため明治34年頃に設けられた施設で、正式名称は『陸軍技術研究所伊良湖試験場』というらしいです。軍の砲弾研究を行っていたんですね。


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と言うわけで、外浜観測所へはこんな感じの階段をしばらく登り、海岸沿いに相当歩きます。


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眼下に広がる海岸線。


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落ちたら大ケガしそうな場所で一枚。海は涼しそうですが、北海道人には厳しい暑さ。なまら暑い。


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振り返ると、駐車場があんな遠くに。

かなり登ってきたので疲れも出始めましたが、Toshikazさんに怒られそうなので休まず進行。


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途中、『愛のココナッツメッセージ漂着記念』看板を発見。

調べてみると、島崎藤村の「椰子の実」関連のイベントらしく、毎年石垣島からプレート付き椰子の実を100個投げてるとか。お値段は1個2,000円(税込)。詳しくは田原市のサイトで。


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来る途中の道路でもこんなヤシの木をたくさん見かけましたが、そういう訳だったんですね。


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こちらは伊良湖防備衛所跡。


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何かの台座のような跡だけです。


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この先の道は、こんな感じ。本当に道か?


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かろうじて舗装された地面が見えるので道ということで間違いないようです。


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ブッシュが酷いので多少危険は伴いましたが、なんとか到着しました。汗だくです。


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良い眺めで疲れも吹き飛びます。


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さて、崖をおります。


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消波ブロックが。この辺まで波が来るんですね。


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青空と煉瓦、好きな組み合わせです。


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天蓋は随分昔からこんな感じに壊れてたのか煉瓦の壁に挟まれた状態で、今にも落っこちてきそうです。


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良く見ると、落っこちそうなのは本体ごとのようで。

北海道の太平洋沿岸部トーチカも、ここ数年で良く崖下に落っこちてます。


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足元スカスカで浮いた状態。


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煉瓦自体も潮風にさらされ、弱くなっているようにも見えます。


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この面にだけ落書き、というか刻んでますね。往時のものではなさそうな。


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南国の海の教会って感じで、観測所をフレームから外して撮ってみました。


つづく

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陸軍伊良湖試験場 ~ 福江観測所


名古屋テレビ塔…
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オアシス21。
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と言うわけで愛知県田原市、渥美半島にある軍事遺構を探索して来ました。

初めて行く場所で土地勘ゼロで不安だったので現地に詳しい方…と、せめて休日には感動をToshikazu.T さんをお誘いしたところ快諾をいただき、当日は名古屋駅の金時計で待ち合わせ、伊良湖岬までのドライブと締めのミッドランドスクエアまでお付き合いしてくれました。

伊良湖岬灯台と言えば恋人たちの聖地でありミッドランドスクエアの夜景と言えばロマンチックな夜景スポットであり、半日以上もデートスポットで私のようなオッサンと過ごすことに関しては多少申し訳ない気持ちにならないでもないですが、やはり同じ趣味の仲間、とても楽しい時間を過ごすことが出来ましたw

時間に限りがあったので何を撮って何を捨てるかレンタカー車中でToshikazさんと綿密な計画を立てつつ、まず向かったのは福江観測所。

現在は雪もチラつく季節ですが探索当時は残暑厳しい9月末。北海道では段々元気が無くなってきつつあった草木も虫も、こちら愛知県ではまだまだ元気でした。

台風によってなぎ倒された木枝が我々の行く手を阻みます。

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生い茂る草木をかわし北海道との気温差にやられつつもなんとか山中にある観測所へ到達。

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山中にひっそりと、綺麗な煉瓦造りの建物が遺っていました。

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建物裏手には陸軍の境界標石らしきものもあります。


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内部は少しヒンヤリとしていましたがそれでも暑い。。。何よりちょうど産卵の時期だったのか辺りには蚊がやたらと多く、しかも北海道ではあまり見たことない白黒の「ヤブ蚊」と思われるやつが寄ってたかって乱暴に刺して来るので写真に集中出来ません。


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近くにある給水塔らしい遺構を撮って、この場を離れます。

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給水塔の梯子に丁度良い感じで誰かが取り付けたロープがありましたが…

Toshikazさんは果敢にも半袖で挑んでいたため滞在僅か10分で既に20箇所くらい刺されてたのを見て、一刻も早くこの場を立ち去る決断をすると同時に、似たような環境にあるという『小塩津観測所』の探索も断念することに。刺されたくないのでw

ちなみに私は長袖で防備していたので蚊の被害はそうでもありませんでしたww


つづく


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フォトアルバム


みんカラ』のフォトアルバムとリンクしてます。

かん~阿寒町~

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【産業遺産(雄別炭鉱)】


っけし~厚岸町~

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【産業遺産(上尾幌・八千代炭鉱)、鉄道(糸魚沢旧駅舎)】


わみざわ~岩見沢市~

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【産業遺産(万字炭鉱、万字線)】


らほろ~浦幌町~

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【産業遺産(浦幌炭鉱)、鉄道(常豊信号場、上厚内駅舎)】


にわ~恵庭市~

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【産業遺産(恵庭鉱山、恵庭森林鉄道)】


んがる~遠軽町~

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【産業遺産(北見鉱山)】


おぞら~大空町~

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【軍事遺構(女満別掩体)】


うむ~雄武町~

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【産業遺産(北隆鉱山)】


んべつ~音別町~

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【産業遺産(尺別炭鉱)】


みしほろ~上士幌町~

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【産業遺産(旧士幌線:音更・タウシュベツ川橋梁)】


よさと~清里町~

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【観光地(神の子池)】


しろ~釧路市~

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【軍事遺構(大楽毛トーチカ他)、街写真、古建築】


しろ~釧路町~

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【産業遺産(別保炭鉱、索道跡)、古建築(岩保木水門)】


りやま~栗山町~

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【産業遺産(旧栗山トンネル)】


っぽろ~札幌市~

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【街夜景(JRタワー)、古建築】


ゃり~斜里町~

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【軍事遺構(越川橋梁)】


らぬか~白糠町~

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【産業遺産(庶路・本岐炭鉱、白糠線)】


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【産業遺産(旧線狩勝線新内隧道)】


べつ~津別町~

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【産業遺産(北見相生線機関庫)、観光地(チミケップ湖)】


るい~鶴居村~

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【軍事遺構・廃校(茂雪裡奉安殿)】


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【観光地(シャケの巨大オブジェ)】


また~沼田町~

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【産業遺産(昭和炭鉱)】


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【産業遺産(羽幌炭鉱)】


まなか~浜中町~

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【街写真(海岸線の風景)】


ろお~広尾町~

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【軍事遺構(旭浜トーチカ他)】


えい~美幌町~

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【観光地(美幌峠)】


ばい~美唄市~

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【廃校(沼東小学校)、産業遺産(美唄炭鉱)】


つかい~別海町~

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【産業遺産(標津線、奥行臼駅逓)】


んべつ~本別町~

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【産業遺産(ふるさと銀河線本別駅)】


くべつ~幕別町~

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【産業遺産(広尾線忠類駅)】


かさ~三笠市~

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【土木遺産(上桂橋)、産業遺産(幾春別・奔別・幌内・弥生・新三笠炭鉱)】


なみふらの~南富良野町~

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【産業遺産(旧線狩勝線隧道)、観光地(幌舞駅)】


ろらん~室蘭市

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【工場夜景】


んべつ~紋別市~

1925270m.jpg

【産業遺産(鴻之舞鉱山)、観光地(カニの爪巨大オブジェ)】


うばり~夕張市~

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【産業遺産(夕張・清水沢・平和炭鉱、下夕張森林鉄道・三弦トラス橋)】



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うきょう~東京都千代田区~

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【古建築(九段下ビル)】


うきょう~東京都東大和市~

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【軍事遺構(旧日立航空機立川変電所)】


ながわ~神奈川県川崎市~

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【工場夜景】


ながわ~神奈川県横須賀市~

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【軍事遺構(観音崎砲台、猿島要塞)】


いち~愛知県田原市~

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【軍事遺構(伊良湖試験場)】


いち~愛知県名古屋市~

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【街夜景(ミッドランドスクエア)】



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広尾・大樹のトーチカ


広尾町と大樹町の海岸沿いに遺るトーチカの探索を行いました。
広尾町は立岩トーチカから楽古川・野塚・エツキサイまで、大樹町は旭浜をすっ飛ばして歴舟川まで。
初めて目にする遺構や、侵食により崖下に落下した遺構など、今回も充実した探索となりました。

太平洋戦争末期、戦局が逼迫するなか旧日本軍が米軍上陸地点を予測、
昭和19年4月より、道東地区の沿岸部で防衛陣地の築城を開始。
内部に軽機関銃などを備え、上陸する米軍を迎え撃つためにトーチカが数造られました。
道東防衛を担当した旧陸軍第七師団の計画では当初、鉄筋コンクリート製だったのですが、
実際には物資不足で調達困難のため、セメント・玉砂利・砂で造られたと言われています。

トーチカ構築に携わった方々は当然、強度的に"ひとたまりもない"ことは知っていたでしょう。
結局は一度も実戦で使われず終戦を迎えた、使われなくて良かった、ということも考えながら、
今のトーチカの虚しい姿を見ると、まさに生きた資料、戦争の記憶そのものと言えるのでは?

と言うわけで、立岩トーチカからスタート。

立岩トーチカ
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岩を繰り抜いて造ったトーチカだそうですが、岩全体にはネットがかけられ、
銃眼はコンクリートで塞がれ、連絡口は防波堤に塞がれ内部の様子は全くわかりません。


楽古川トーチカ
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殆どがキャンプ場の下に埋没しているため全体を捉えることが出来ませんが、急な斜面に開いている銃眼が辛うじて見えます。



野塚防霧林トーチカ
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比較的内陸部に位置し、看板が建てられ遊歩道などが整備されています。
中は広そうですが、ガッチリとガードされているため侵入は出来ません。



もう一つの野塚海岸トーチカ?
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前回見ているため野塚海岸トーチカはスルーしましたが、崖の上からそれらしいものを見つけました。
野塚海岸トーチカとは500mほど離れた場所ですが、単なる岩にしては不自然な形。正解はわかりません。



エツキサイ南トーチカ1
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以前は無かった看板が立っていますが、近づいてみるとその理由がわかりました。
前回、崖から落ちそうなトーチカ ( 参照記事 ) が、遂に落ちたようです。
よじ登って中には入れましたが、わざわざ一方の連絡口を木で塞ぐ理由がよくわかりません。



エツキサイ南トーチカ2
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こちらは前回訪問時から既に落ちていたトーチカです。



エツキサイ北トーチカ5、4、3、2
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エツキサイ北トーチカ5番・4番は既に砂の上、元々砂の上にトーチカを造ったとは思えないので、
3番・2番のように崖の上にあったものが、海岸線の侵食により落下したものと推測しています。
旭浜も含め、この辺りのトーチカは全て元々は崖上だったのでは?
なお、エツキサイ北の1番については良くわかりません。
小紋別海岸トーチカは到達不能、ここから大樹町に突入しますが、諸事情により旭浜トーチカもスルー。



歴舟川トーチカ2、,3
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2番は獣道のような塹壕が続いて近づけそうでしたが、時期が悪いのでスルー。
3番は草に覆われすぎて良く見えません。
1番に至ってはどこにあるのか探してもみつかりませんでした。

久しぶりの軍事遺構探索でしたが、撮りこぼしは次の課題とします。

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関東遠征戦跡巡り - 11

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玉川上水駅前にある、大和空軍基地の石碑。

何も知らずたまたま見つけたこの石碑は、

朝鮮戦争のときに開設した米軍大和空軍基地の正門に

あったものだそうです。

『大和空軍基地 昭和31年2月24日
我々は世界の平和が総ての自由愛好國家の
間に於ける親睦有効関係に対する努力を
通して得られること心に銘記して居ります。
日本とアメリカ合衆國両國民の間に育てられた
固い絆は平和のための永久の防波堤となるで
ありませう。
我々は大和空軍基地将兵が当基地と大和
町民とによって現在享有されてゐる尊敬と友情
を更に助長する今総ゆる面に於て身を処して行
くことを願うものであります。』

石碑に刻まれた文字をしばし見入ってしまいました。


さて今回の関東遠征ですが、

最後に目指したのはここ東大和市、

『日立航空機株式会社立川工場変電所』。


ちなみに、特に深い意味があって決めたワケではなく、

単に他に行きやすい場所を知らないからという理由で。


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玉川上水駅から歩くこと約10分。

静かな住宅街の公園にポツンと遺されています。

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終戦の年に複数回に渡って受けた、

戦闘機による機銃掃射および空爆によるもの。

それが真実であったことを壁の銃痕が物語る。



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看板によると、平成12年8月までは稼働していた給水塔。

取り壊しの際、弾痕跡部分のみを持ち出しここに飾ったそうです。

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私の地元でも空襲はあったのですが、

ここまで生々しい建造物を初めて見ました。



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これは来た甲斐があったな~と考えながら建物を一周。

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建物のすぐ近くに花壇があり、その中にプロペラが飾られています。

この工場がかつて、

航空機のエンジンを生産する軍需工場だったことを示すもの、

なのかな?


本州には見ておきたい有名な戦跡が山ほどありますが、

残念ながらこれにて地元北海道に戻る時間が来てしまいました。

後ろ髪を引かれる思いで羽田空港へ。

平和を願いながら帰路につきます。


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関東遠征戦跡巡り - 10

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最後は「展望台広場」を目指す。

午前中は観音崎砲台、昼から猿島。

一日中歩き通しだったので、階段がツライ。



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「展望台広場」っぽい場所に到着。

でもこれは展望台でも灯台でもなく、

対空監視哨という軍事施設…だったことは帰ってから知った。

正面に入れそうなところがあるので内部へ。



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内部から外を見る。



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あの見晴らしの良さそうな台に登ってみたかったが、

立入禁止のロープでこの建物全体を包囲していた。

…今回は無理しないことにしているので諦める。


これにてひと通り猿島の軍事遺構(散策路周辺のみ)を見たので、

管理事務所へと戻ることに。



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豊かな緑と戦争遺跡が同居する島。

冬に来たらどんな風景になっているのか興味が湧く。

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…などと考えながら管理事務所に戻り、

帰りのフェリーを確認すると今出たばっかりで一時間待ち。

一服してからもう一周したりと時間を潰す。

我ながら、相変わらずの事前確認不足。



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最終便の一本前のフェリーが本島から到着。

こんな時間にも関わらず結構乗っているが、

片付けのためのスタッフだろうか?

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と言うわけで、またいつか!

SARUSHIMA Adventure Island

See you next time


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関東遠征戦跡巡り - 09

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砲座跡へと向かう途中だったかな?

木・岩・苔が素敵な感じの切通し。



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で、これが砲座跡。。。かな?

中央のボルト跡が見えず、砲台の代わりに木があります。



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これは砲座跡でしょう。

手前のコンクリは何だかわかりません。

奥の階段を降りれば日蓮洞窟…は、戦跡じゃないので後回し。
(結局、そのまま忘れて帰っちゃいました)



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全部で5箇所あるハズですが、1箇所撮り忘れたかな?

まあ見た目はたいして違わないから良しとします。

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写真の左奥にある階段を降り「東の広場」へ。



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そこにあった台場跡説明板。

ここ周辺にも何かの遺構があったような気がする。



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磯場には数人の若者やカップルたちが…

戦跡であると同時にレジャー・観光地であることを実感。

そう言えばジブリとかラピュタとか言われてるんだっけ?

それは猿島じゃなく友ヶ島?まあどっちでも良いかも。



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で、遺構。

手前側は通信か何かの鉄塔台座として、奥は何だろう?

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そして、このコンクリートの塊の向こうには…

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古そうな石垣が!

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石垣の上に乗ってみた。

もっと近づいて見てみたかったが、

海に落ちるわけにもいかないのでやめておいた。


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プロフィール

シゲゾウ

Author:シゲゾウ
廃物件探索業協会 道東支部長

主に北海道の鉱山・炭鉱遺産・廃線跡など産業遺産系廃墟やトーチカなどの軍事遺構、その他無人駅・文化財・秘境などなど気まぐれに写真を撮っています。夜景も好き。


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遺構についての説明は個人が趣味の範囲で調べたものですので、必ずしも正確なものではありません。間違いがあればご指摘戴けたら幸いに思います。
また、当ブログで熊などが生息している危険な場所を扱うことがありますが、探索を推奨するものではありません。むしろ行くべきではないと思います。当ブログを見て何らかのトラブルに巻き込まれても当方は一切責任を負いません。
お約束ですが画像の無断使用はお断りします。リンクに関しては特に制限御座いません。