塘路駅逓所

塘路駅逓所
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駅逓所と郵便とは関わりが深いからか、ポストが。


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内部は暗く、見学の際にはこのスイッチで明かりを灯す。


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もちろん帰りには電気を消しました。


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建物には天井が無く、梁を見られるようになっている。


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変わった建築様式かどうかはわからないが、
このぐにゃぐにゃの梁は面白い。


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元々は漁番小屋だったらしく、そんな雰囲気は感じる。


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土間にはあがっても良さそうだったが、何となくやめておいた。


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この建物内部には、
ガラスケースに収蔵された駅逓に関する資料・壁に貼られた資料など
思っていたよりも豊富にあったため、駅逓を通して北海道の歴史を学ぶことが出来た。
道東のマイナーな郷土資料館だけに、全く人が入ってこないのもまた魅力だ。


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関連するタグ : 駅逓
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標茶町発祥之地とその周辺

北海道川上郡標茶町にある塘路湖のほとりにある、標茶町発祥之地碑。

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周辺には標茶町郷土館と塘路駅逓があるが、どちらも移転復元されたものだ。

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標茶町郷土館
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元々は釧路集治監の事務所として建設されたものらしい。
説明看板の内容を要約すると、以下のようになる。と思う。

『政情不安定だった明治初期、罪人の激増に悩まされていた政府は
「北加伊道とか言ったっけ?あの蝦夷地。あそこでいんじゃね?
遠くて帰って来れないだろうからついでに人口も増えるし一石二鳥だろ。」
と考えたかどうかは不明だが、北海道にはたくさんの集治監が置かれた。
(結局は過酷な強制労働により命を落とすもの・刑期を終えても本州へ帰還する
ものがほとんどだったようで、人口増には繋がらなかった)
釧路集治監の廃止後は、陸軍省の軍馬補充部川上支部とし終戦まで活用。
戦後は道立標茶高等学校の庁舎として新校舎が出来るまで利用された。
現在、標茶町の文化財として復元したものである。』

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ちなみに時間が無かったので内部は見学していません。


塘路駅逓所
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駅逓所
1888(明治21)年、北海道庁は「人馬継立営業規則」を定めた。
交通路が整っていなかった北海道において交通の利便を目的とし、
駅逓制度に基づいて官主導で設置された北海道独特の施設。
旅人の宿泊や、荷物や郵便物の輸送で人馬の中つぎに利用された。
道内各所には多いときで270ヶ所もあり標茶町内には14ヶ所が設置されていたが、
14ヶ所のうち建物が残されているのはこの塘路駅逓所だけである。

大正時代に入り、
それまで使っていた「曳き舟」から焼玉エンジンを使った「動力舟」が
使用されるようになると、駅逓の必要性は薄れ、
昭和2年の釧網線開通が決定打となり、翌昭和3年、塘路駅逓所は廃止となる。

駅逓制度自体については、当時駅逓を管轄していた内務省により
昭和22年3月31日をもって廃止が決定された。
標茶町内で最後まで残っていた駅逓は「阿歴内駅逓所」で、
昭和21年まであったらしく、憶えている人も居るのではないか?
…と展示してあった資料には書いていた。


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この塘路駅逓所は、看板にもあるとおり「変わった建築様式」の建築物らしく、
「現在の大工が見てもどうやって建てたのかわからない」とも言われているようだが、
全く素人の私が見てわかるのかどうかは何とも言えない。

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取りあえず、内部の様子はまた次回。

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六号野上駅逓跡

北海道紋別郡遠軽町の国道沿いにある、『六號野上驛逓跡』。

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明治25(1892)年開駅、大正2年下生田原に移転・改称したらしいのですが、

記念碑は平成3(1991)年建立、この時を百年記念としているようです。



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北海道開拓時代の名残り、駅逓所。

旭川-網走間には、1号から12号まであったようです。



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明治30年、当時の駅逓取扱人だった方が駅逓所の周りに植えた、

トドマツとエドマツの大木について説明がありますが、

後方にある墓標のようなものについては触れていません。



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『愛馬四号之碑』は、駅逓所に居た馬なのでしょうか?

裏側にある年代は、昭和13年でした。



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これが100年以上前のエゾマツなのかな?

大木の看板、トドマツが消されているところを見ると、

トドマツのほうは、もう存在していないようです。

関連するタグ : 駅逓

奥行臼駅逓所 - ロケ小屋

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ドラマで使用されたと思われるロケ小屋?でしょうか。

正直言って、このドラマのことは全く知りませんでした。

建物自体、ドラマ用に造ったものなのか、元々あった牛舎なのか、

それすらも全く知りませんが、最後にここを見学して駅逓所を後にします。



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中には薪や藁があるだけです。

ドラマ撮影で使われたものでしょう。



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建物の隙間からは多数の光が不自然に入り込みます。



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新聞の日付は昭和5年4月1日となっていました。



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壁にびっしり貼られた新聞ですが、

どれも同じ日付だったような気がします。

私的には、廃を感じられない建物でした。



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『ブラジルと日本とに、70年間引き裂かれた姉妹
 出し続けながらも、一通も届かなかったお互いの手紙
 これは海を越え、時を越え、国を越えた姉妹の「愛」の物語です』

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関連するタグ : 駅逓

奥行臼駅逓所 - 2階

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縁側のある客室は2階にもあります。

縁側を歩きたかったのですが、入ることは出来ません。



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レースのカーテンがある客室。

窓枠がサッシでないので、レースのカーテンは何となく不自然かも。



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この部屋は第拾番。

建物には雰囲気のあるランプがいろんな場所にあります。



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教育委員会発行の駅逓平面図には載っていない部屋。

位置的には仏間の真上の部屋ですが、この襖だけ痛みが激しいです。

確か開けてみたはずなのですが、イマイチ思い出せません。

真っ暗で、物置のような感じだったような気がします。



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1階への階段、良く見ると奥のほうの壁が不自然です。

この時に気づいていれば質問も出来たのですが。

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駅逓所の建物はこんな感じです。


最後まで付き合ってくれた管理人さんにお礼を言ったところ、

写真を頼まれてしまいました。

実は人を撮るのは慣れてないのですが、

若干緊張しながらも滅多に使ったことの無いフラッシュを使い、撮りました。

後日、撮った写真をプリントして郵送にてお届けしたところ、

先方からお礼のお手紙が届きました。

これも初めての経験で、全ては良い思い出となりました。

関連するタグ : 駅逓

奥行臼駅逓所 - 1階

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茶の間から仏間の様子。

茶の間にはいろいろと物がありますが、

入れないので見るだけです。



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布団が良い感じの客室。



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1階縁側つきの客室。

旗が飾ってあり骨董品のラジオ・蓄音機・時計などが置いてあります。

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足踏みミシンのある客室。

ミシンのロゴには『HAPPY』の文字があります。



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2階へつづく階段。

2階も見学可能です。

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奥行臼駅逓所 - 居間

奥行臼駅逓所、建物内部の様子。

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入館名簿を見ると、この日大阪から来た人もいたようです。

管理人のYさんという方に、この建物のお話などをたくさん伺いました。



居間の様子。

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部屋の壁が黒いのは、平成17年秋放送のドラマを撮影するときに、

N…某国営放送局がペンキで塗ってしまったから、とのことです。

………

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居間で見つけた古そうな物たち。

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萬民必携 衛生實鑑 大日本衛生協会?



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きびだんご。



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什器類。



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いろいろとありますが、真ん中の赤いものは当時の乾電池だったかな。



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木馬の玩具もありました。

関連するタグ : 駅逓

奥行臼駅逓所 - 外観

国指定史跡

旧奥行臼駅逓所

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看板は出来たばかりのようです。

そもそも駅逓所とは何かも知らずに見学に来ましたが、

この看板から学ぶことが出来ました。



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玄関の様子。



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石灯篭とLVFを覗き込む私。



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とりあえず一周してみます。



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破風は傷んでいます。

でもガラスはピカピカです。



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裏側の様子。

文化財として手入れされてても、廃屋として放置されてても、

こういう木造の古い建物が好きなんです。



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別海町のイメージと似合っている建物だなあ、と思います。

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シゲゾウ

Author:シゲゾウ
廃物件探索業協会 道東支部長

主に北海道の鉱山・炭鉱遺産・廃線跡など産業遺産系廃墟やトーチカなどの軍事遺構、その他無人駅・文化財・秘境などなど気まぐれに写真を撮っています。夜景も好き。


[注意事項]
遺構についての説明は個人が趣味の範囲で調べたものですので、必ずしも正確なものではありません。間違いがあればご指摘戴けたら幸いに思います。
また、当ブログで熊などが生息している危険な場所を扱うことがありますが、探索を推奨するものではありません。というか、むしろ行くべきではないと思います。突然の穴、崩壊、地すべり、いくら慎重に行動しても事故等の可能性は無くなりません。当ブログを見て何らかのトラブルに巻き込まれても当方は一切責任を負いません。
お約束ですが画像の無断使用はお断りします。リンクに関しては特に制限御座いません。

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