関東遠征戦跡巡り - 11

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玉川上水駅前にある、大和空軍基地の石碑。

何も知らずたまたま見つけたこの石碑は、

朝鮮戦争のときに開設した米軍大和空軍基地の正門に

あったものだそうです。

『大和空軍基地 昭和31年2月24日
我々は世界の平和が総ての自由愛好國家の
間に於ける親睦有効関係に対する努力を
通して得られること心に銘記して居ります。
日本とアメリカ合衆國両國民の間に育てられた
固い絆は平和のための永久の防波堤となるで
ありませう。
我々は大和空軍基地将兵が当基地と大和
町民とによって現在享有されてゐる尊敬と友情
を更に助長する今総ゆる面に於て身を処して行
くことを願うものであります。』

石碑に刻まれた文字をしばし見入ってしまいました。


さて今回の関東遠征ですが、

最後に目指したのはここ東大和市、

『日立航空機株式会社立川工場変電所』。


ちなみに、特に深い意味があって決めたワケではなく、

単に他に行きやすい場所を知らないからという理由で。


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玉川上水駅から歩くこと約10分。

静かな住宅街の公園にポツンと遺されています。

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終戦の年に複数回に渡って受けた、

戦闘機による機銃掃射および空爆によるもの。

それが真実であったことを壁の銃痕が物語る。



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看板によると、平成12年8月までは稼働していた給水塔。

取り壊しの際、弾痕跡部分のみを持ち出しここに飾ったそうです。

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私の地元でも空襲はあったのですが、

ここまで生々しい建造物を初めて見ました。



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これは来た甲斐があったな~と考えながら建物を一周。

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K5_A2933.jpg

建物のすぐ近くに花壇があり、その中にプロペラが飾られています。

この工場がかつて、

航空機のエンジンを生産する軍需工場だったことを示すもの、

なのかな?


本州には見ておきたい有名な戦跡が山ほどありますが、

残念ながらこれにて地元北海道に戻る時間が来てしまいました。

後ろ髪を引かれる思いで羽田空港へ。

平和を願いながら帰路につきます。


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