雪の降る日の炭鉱跡 その2

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転車台なのか?シックナーなのか?

同行の師匠は、見た感じと位置関係でシックナーじゃないの?と言う。

私も当初はシックナーだと思っていたが、ある講座で転車台だと聞いた。


考えてみればここの遺構は閉山間際に活躍したものが多いらしく、

石炭の輸送で鉄道を利用していたのが昔の話であることから、

シックナーである可能性も見えてくる。

…まあ、どっちも丸いから。



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この煙突は雄別と同じように、ボイラーのものだったかな。



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あまりじっくり見たことがなかったからか、

この煙突が二重構造で中に煉瓦が入っていたことは、

知ってたような、知らなかったような。



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このパイプも初めて見つけた気がする。

冬は冬で、新たな発見があるものだ。



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雪の降る日の炭鉱跡 その3

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ポケットの内部。

googleマップの航空写真でもはっきり見えるほど、かなり大きな遺構だ。



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ポケットの下部。

たくさんの石炭が、ここにはあったのだろう。



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出入口付近に家屋調査済証があったけど、家屋扱いになるのかなあ。


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雪の降る日の炭鉱跡 その4

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複雑な柱。水力採炭方式を採用してたのでこのような複雑な構造になったと聞いているが、その採炭方式がここの選炭場の構造にどう影響したのかは理解するに至っていない。



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飽きるほど同じようなコンクリート柱が続いているが、撮ってるほうとしては全然飽きないし、楽しい。

ところでこの丸くて黒いシミのようなものは、何だろうか?



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ここへ来ると、高さが気になり必ず頭上を見てしまう。

しっかりと頑丈に残る、40年以上前のコンクリート。雪が降り積もるが、まだまだ倒壊の心配は無さそうだ。



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壁に残る謎の文字に、今回初めて気がついた。


思えば、私にとって炭鉱デビューである本岐炭鉱の遺構。

その時のインパクトもあるが、未だにこの建物が一番好きだ。


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雪の降る日の炭鉱跡 その5

本岐炭鉱の資料が手元に無いのではっきりとはわからないが、これは原炭ポケットだろう。
落下口から石炭の代わりに雪が積もっている風景が印象的だ。

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選炭機までベルトコンベアで繋がっていた?



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落下口の真下に降り積もる雪。



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見上げると、天井にポッカリ開いた三つの穴。



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ポケットの様子を見るため小高い丘に登ってみると、地面から突き出た遺構があった。
周辺にはベルトコンベア(かロープウェー)の屋根の部材らしきものが散らばっていたので、屋根の支柱かも知れない。



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特徴的な三つの穴(手前側)は、上から見るとこんな感じだった。
この遺構、こんな風に見たのは初めてだったのでかなり興奮!


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雪の降る日の炭鉱跡 その6

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丘の上から見下ろすと坑口が真っ直ぐこちらを向いているのがわかるが、これはベルトコンベア用だろうか。
この坑口の向こうには人道坑、更にその奥にはレールが残る軌道の土台(坑口へ続いている)が見え、位置関係がすごく良くわかるが、それぞれの役割が何なのかは薄っすら想像出来るものの正確には知らない。

ちなみに白っぽいモヤは雪で、結構吹雪いていた。



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ここの坑口はカッコイイので好きだ。
延長線上にはトロッコ軌道の土台、その向こうに捲座らしいものもある。



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トロッコの土台の周りにあった空間を、ひこ師匠が発見。
坑口なのかどうかはわからないが、これも今までのソロ活動では見つけられなかったものだ。



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この本岐坑では一箇所に集中していくつもの坑口があり、原炭・精炭・ズリポケット、選炭の施設から輸送トラックステーションまで、ひと通りの炭鉱施設が比較的はっきりした形で揃っている。

『本岐炭砿』は、北海道のなかでもマイナーな道東方面(北海道東部)にある炭鉱。
メジャーなのは…鉄道も絡めて考えると雄別か尺別くらいじゃないかな。
そんな超マイナーな本岐炭鉱だが、『炭鉱遺産』としての価値はかなり高いと思う。


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釧路市冬のイルミネーション

幣舞橋のたもと、ぬさまい河畔広場の一角に設けられ今回で6回目の開催となる『LOVEくしろイルミネーション 2013』は、年末から始まり3ヶ月間、一年の四分の一にわたり幣舞橋の周辺を彩る冬のイベントである。

この日の気温は氷点下。

寒い思いをしてまでイルミネーションが好きかというとそういうわけではないが、夜、写真を撮りに出るのは好きだ。


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規模としてはとても小さく小ぢんまりしたもので、大々的に広告を出しているわけでもないため、釧路市民でもこのイベントの存在すら知らない者が多数居る。


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『釧路フィッシャーマンズ・ワーフ MOO』のイルミネーションを背景にすると、より華やかになるかな。


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というわけで、対岸のイルミネーション会場へと向かう。


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会場から見た幣舞橋と釧路川。釧路川に鳥が浮かぶ。


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やはり盛り上がるのはクリスマスから正月休みにかけてだろう、イベント終盤の3月にもなると見慣れてしまったのか足を止める者は少ないが、時折り若者の集団やカップルが来ては楽しそうにしている。


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この小さな会場、イルミネーション事業の趣旨は恐らく「近隣のホテルに宿泊のビジネス客や観光客向けのサービス」であり、冬の歓楽街を少しでも賑やかに盛り上げるというのが狙いのようだ。
来場者数は実際どうなっているのかわからないが、この時期はあまり人が来ないのでゆっくり写真を撮って遊べるのが良いところ。

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昨年は、釧路動物園にキリンを呼ぶ運動とリンクしてキリンのオブジェが設置されていたが、今年はその黄色い電飾を他のものに飾ったようだ。
またメインのLOVEゲートは、ハートのオブジェと共に会場中央に移設されていた。

その年によって飾り物を変えたり模様替えしたりするので、気になって結局毎年見に来ている。

関連するタグ : イルミネーション 夜景
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雄別炭鉱病院 ~ 心霊スポット?


雄別炭砿病院の回り斜廊、螺旋のスロープ。

この『回り斜廊』は病院の中央に配置され、患者が危険な階段を使わずに一階~三階にある病室・診療室間を、緩やかな斜廊で最短移動出来るという機能的に大変優れたもので、当時の最先端であろうバリアフリーの概念を取り入れた先進的な病院であったが、使われた期間はわずか数年だったようだ。

1967(昭和42)年のはじめ、元は木造だった病院で火災が発生。消火には坑口風呂のお湯も使ったらしい。(訂正→火災は昭和43年9月、この時既に新館を建築中で、業務の大半は新館に移っていたため全員無事だった)1968(昭和43)年、焼失した木造病院の建て替えを急ピッチで終え、今残っている病院が完成する。(完成は12月はじめ、東京年金病院を参考に設計した)1970(昭和45)年、雄別・尺別・上茶路の三山が企業ぐるみで閉山。同年雄別鉄道も廃止。

閉山後もこの病院が使われていたかは不明だが、使われた期間は2年くらいかと思われる。最先端の新しい病院が、新しいまま廃墟となった…そんな病院が心霊スポットとして未だに語り継がれているようだが、この辺りの真相については『雄別炭礦アーカイブ』という冊子に記載があるのを見つけた。

それによると、噂の発端は週刊誌で「幽霊が出る場所」として記事になったことに始まり、その後、テレビでも取り上げられミステリースポット「全国一」として有名になったんだとか。この雄別炭礦アーカイブという冊子には更に、『幽霊等の噂はデマであり、実際に見た者はいない。』との記載があり、デマだということをキッパリと断言している。


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しかしそうは言っても実際のところはどうなのか…これまで雄別地区には数10回、雄別炭鉱病院には5~6回ほど行っている私が、感じたことを書いてみる。

たとえ霊感が無い人間でも嫌な空気を感じたり寒気や鳥肌が立ったりすると言われているが、またそういう場所では機材の故障、車のエンジンがかからなくなったりライトが点かなくなったり、カメラのシャッターが切れなくなったりするとも言われているようだが、私は特に何も感じないし何も起こったことがなく、むしろ居心地良く感じるくらいだ。
ただ、夜に行ったことが無いので夜間は不明だが、いろんな場所で床下点検口がポッカリ空いている病院に夜行くことは自殺行為だということだけは言える。

とは言え世の中不思議なことはあるし、幽霊というものは古代からある概念だし、私の身内の霊体験は信用してやりたいというのもあるので、そういうものを否定するつもりはない(オカルト好きなので)が、雄別に関しては何も無いと思う。都市伝説としてそっとしておけば良いのかもしれないが、雄別が心霊スポット全国一と呼ばれる根拠は何だろうか考えてしまう。やはり見た感じだろうか。にしても北海道開拓から戦中の時代に造られた道路や鉄路・隧道などに比べたら根拠が無いに等しいし、他にも出そうな炭鉱跡はいくつもあるのに何故雄別なのか。発端である雑誌の、メディアの力というか影響(悪影響)は大きいんだな、と思う。

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関連するタグ : 炭鉱

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史跡、奥行臼駅逓所の内部

国指定史跡『奥行臼駅逓所』の内部見学が出来なくなる。
老朽化による改修のため、今年から計画を立て平成30年度まで駅逓所内部の一般公開を中止するそうだ。同時に受付員の常駐もなくなるため、鍵を持つ受付員がいなくなることから標津線『奥行臼駅』の駅舎内部も公開を中止するらしい。
※詳しくは別海町役場のサイトを参照のこと。


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これらは2年前に撮った写真だが、4年後はどうなっているのか、それと2年前に対応してくれた受付員さんはどうなるのかも気になる。

関連するタグ : 駅逓
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シュンクシタカラ湖の霧

神秘の湖 シュンクシタカラ湖 ( Wiki はコチラ )

湖、といっても川が流れ出ていないため法的には水溜りの部類のようで、日本国内で最後に発見されたが全容が解明されてない(解明しようとしてるのかは不明)という神秘の湖である。

ここへ行くには、布伏内のラーメン真澄から21km山奥(店の道路向かいに案内板あり)、複雑に入り組んだ林道を抜けなければならず、その林道自体はほぼ自然のままで危険な落石などもあり、ミニ層雲峡と言われる岩肌むき出しの風景を楽しむことは出来るのものの、路肩の弱いところもあり決して走りやすいものではなく、そのためか滅多に人が訪れることはない。

湖の周辺は鳥獣保護区になっているため野生動物もたくさん、熊なんかもたくさん居るだろうし、事故にあったとしても救助を期待することは出来ないことから、神秘であると同時に危険な湖とも言える。


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人の手があまり入っていない無人の山奥、まさに秘境の湖。湖周辺もほぼ自然のままとなっているため、当然見学スペースなどもなく木も生え放題であり、非常に見づらい。たまに釣り人が来るようだがこの日は誰もおらず、得体の知れない動物(鳥?)の鳴き声が聞こえて来るだけだった。


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湖では霧が発生。
霧自体は地元道東でうんざりするほど見ているが、こういう場所で見ると神秘的に見えてしまう。


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関連するタグ : 秘境
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上茶路駅 (国有鉄道白糠線)

白糠線はもともと石炭と森林資源の開発のため計画された路線だったが、雄別上茶路坑の閉山により人口が激減、赤字路線となり開業からわずか19年で廃線となった。1983年、白糠線の廃線に伴い廃止になった上茶路駅は、道道665号上茶路上茶路停車場線の終点にある。

上茶路駅のある道道665号は、国道392号と重複した区間があるため地図で見るとやけに短いように見えるのが特徴。ちなみにこの短い道道、ほとんど手入れがされておらず放置状態のようだが、道路脇には665の標識が残っていた。普段は荒れた道路であるが、探索時は雪が適度に積もっていて車で走りやすかった。


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放置気味の駅にもかかわらず、ホームばかりか駅名標やレールまでも残る。


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撤去しかけてやめたのか、『しもほくしん』がめくれて痛々しい。


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ホームだろうと何だろうとお構いなしに木が生え放題。冬でもこんな感じなので、夏に来たら大変なことになっているに違いない。


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積極的に保存されている駅ではなさそうなので、荒れ放題も仕方ないのかな。


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ここを訪問した2011年の時点で既に軌道自転車や駅舎はなくなっていたものの、今にして思えば屋根・駅名標・レールと残っていて、つい先日行ってきた標津線に比べると廃線遺構としての残留物は豊富なのではなかろうか。

関連するタグ : 廃線
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プロフィール

シゲゾウ

Author:シゲゾウ
廃物件探索業協会 道東支部長

主に北海道の鉱山・炭鉱遺産・廃線跡など産業遺産系廃墟やトーチカなどの軍事遺構、その他無人駅・文化財・秘境などなど気まぐれに写真を撮っています。夜景も好き。


[注意事項]
遺構についての説明は個人が趣味の範囲で調べたものですので、必ずしも正確なものではありません。間違いがあればご指摘戴けたら幸いに思います。
また、当ブログで熊などが生息している危険な場所を扱うことがありますが、探索を推奨するものではありません。というか、むしろ行くべきではないと思います。突然の穴、崩壊、地すべり、いくら慎重に行動しても事故等の可能性は無くなりません。当ブログを見て何らかのトラブルに巻き込まれても当方は一切責任を負いません。
お約束ですが画像の無断使用はお断りします。リンクに関しては特に制限御座いません。

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