民家一体型特火点(トーチカ)

新富士トーチカ

釧路市新富士町、民家と一体になっているトーチカがあります。

この場所は、コチラ 『 釧路SOE研究所 』 様を参考にさせて戴きました。

というか釧路市内のトーチカの場所は、ほとんどコチラで知りました。

K_5_7333.jpg

一見してこれがトーチカとは思えませんが、裏へ回るとなるほどです。



K_5_7334.jpg

とは言え、銃眼も見えないしトーチカだと知らなければ気がつかないでしょう。



K_5_7337.jpg

民家一体型なので勝手に登るワケにもいかず、外観のみなのが残念です。

トーチカと接続している民家は恐らく使われてないようですが、
管理している方が近所に居るという可能性も無いことはないので、
まずは地元の方を探してみました。

周辺は住宅に囲まれアパートや会社もあるので誰か居るだろうと、
期待してみたものの結局は誰にも会えず終いでした。



K_5_7340.jpg

これにて釧路管内のトーチカ、
『桜ヶ岡』『大楽毛南』『阿寒川沿い』『新富士』は探索済みとなり、
残るは『すずらん団地』(企業の敷地内なので難しい)、『西庶路』(場所不明)、
この2つくらいかなあと思ってましたが、
先日、釧路空襲をまとめた本を図書館で読んだところ、
「昭和45年8月の調査では7基が確認されている」ことが判明しました。
40年以上も前のことなので、もう跡形も無いとは思いますが、
どの辺りだったのか、その時の資料を見てみたいところです。

本には他に釧路のトーチカについて書かれていたので、ここに記録しておきます。
「7基のトーチカは”ペトン製トーチカ”と呼ばれるものである」
「熊部隊により構築した時期は昭和19年である」
「海岸では湧き水のため掘り下げられず窪地に設置し、民家らしく見えるよう工夫を施した」
「海面上200mまでが射程距離である」
「釧路地方には砂利がないので十勝川より輸送した」
「興津の縄文遺跡で壕の跡を発見した」

というわけで釧路の戦争遺跡、まだまだ知らないことがたくさんありそうです。

釧路SOE研究所 様に、期待!w


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この記事へのコメント

- 客員研究員 - 2014年04月07日 07:29:16

西庶路ですね
ワタシも少し前に行ったことがあります
近いうちに再度行ってみて
写真を撮ってレポートみたいです

西港にも
崩壊した(?)トーチカの残骸があったりします
これまた機会があればレポートしてみたくなりました
ま、残骸ですが。。。。。

> 客員研究員 さま、こんばんは~ - shige - 2014年04月10日 00:06:01

西庶路にも行かれてたのですね。
あれから図書館や珈琲坂に通って調べてます(笑)が、
未だに場所がわからずであります。

西港に残骸というのは全く知りませんでした。
残骸でも見てみたいですね~
西港と言えば以前、カメラを持ってウロウロしてたら警備員が来たことがあり、
それ以来恐くて行ってません(^^

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