【士幌線】秋のアーチ橋と星空
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しげ@ぼうけんか
上士幌町を走る国道273に並行して見られるいくつかのアーチ橋。
かつての国鉄士幌線で使われてきたコンクリートアーチ橋ですが、
その中でも11連130mアーチのタウシュベツ川橋梁はいろんな意味で幻の橋と言われています。
士幌線は大正14(1925)年に帯広-士幌間で開業、全線廃止は昭和62(1987)年。
士幌以北を順次延伸し、十勝三股まで昭和14(1939)年に全通。
タウシュベツ川橋梁は全通の2年前である昭和12(1937)年に完成しましたが、
糠平ダム建設によるルート変更で、昭和30(1955)年に廃止となります。
第三音更川橋梁
元小屋ダムにかかる橋です。
水鏡で○を狙いましたがイマイチ丸くないw
紅葉と釣りが有名な景勝地なんだそうです、この辺り。
国道側から。
接近して。
見上げて。ちなみに頭上には立派なスズメバチの巣があります。
第六音更川橋梁
国道からは木々に阻まれて見えない7連アーチ橋、ここは初めてでした。
「この建造物は貴重な国民的財産です」
文化庁登録有形文化財プレートが貴重な橋脚に…w
これは枕木かな。いくつか落ちています。
梯子が、錆びてはいますがしっかりと遺っています。
対岸を良く見ると、脚の一部分が無くなっています。
下流のほうに、流された一部と思われるものがありました。
劣化したコンクリートと金属の錆が創りだす模様は、見ていて飽きないです。
橋の上の様子です。
カーブしているのがわかります。
紅葉には少し早かったようです。
橋脚の一部が無い状態ですので、橋に上るのは危険です。
タウシュベツ川橋梁
林道の鍵入手に手こずったため、到着は夕暮れ間近でした。
冠水の時期に来たのは初めてでしたが、残念ながら風が強くてメガネとはならず。
対岸に向かっているうち、マジックアワーに突入しました。
こんな時間まで滞在したのも初めてでしたが…、付近に熊の気配は無さそうです。
この時間のタウシュベツ川橋梁は素敵です。
遂には…真っ暗です。
余計な明かりが無いため、星空がとても綺麗でした。
ただ、まだ10月と言えども現地はとても冷え込むので、寒さ対策は必須です。
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