たんけんのきろく(探索の痕跡)

Category●北海道の廃線・廃道 1/9

一部崩落のアーチ橋を確認

2019年7月、旧国鉄士幌線の第六音更川橋梁が崩落したというニュースが流れた。国の登録有形文化財に指定されている1938年完成のコンクリートアーチ橋だが、以前見た時 ( 過去記事参照 ) から既に「浮いている状態」ではあった。↑こんな感じで橋脚の土台が流され、崖に食い込むかたちで支えられていた。完成から70年超経過し遂に支えきれなくなったのだろう、崖崩れに伴って橋が折れたようだ。以下、士幌線についてざっくりと調べて...

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銀河鉄道

久しぶりに廃線関係です。むかわ町の戦跡巡りついでに立ち寄った富内線の廃駅、富内駅。駅の外観。併設する看板には”ふたたび始まるドラマのために”と書かれてますが、どこかで聞いたことがあるフレーズ…周辺には紅葉とともに、富内線のものと思われる駅名標が立ち並びます。そして富内線の歴史が…ここで初めて歴史を知りましたが、、、廃線関係は弱いのでいつも帰ってからネットで他人の記事を参考にしてますwこの時は、良くわか...

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【タウシュベツ川橋梁】氷上ウォーク

2月某日、急に思い立って真冬のタウシュベツ川橋梁へ。上士幌町は雪が多いイメージだったので念のため4WDを借りて来ましたが思ったより全然雪が無く四駆借りた意味なし。今回は、自宅で昼飯の最中に思い付いたため、到着したら既に夕方になってますwこの時期タウシュベツ川橋梁へ行くにはここ『五の沢橋梁』付近の駐車場に車を置き徒歩で林を抜け糠平湖の氷上を歩くのが最適ルートになります。片道約2km、寒かったら帰るつもりで...

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室蘭本線 栗山トンネル

1990(平成2)年に土砂で崩落、廃止された栗山トンネル。隧道好き&アーチ好きにはヨダレもんです(^^栗山トンネルの訪問は二回目となりますが、今回は少し範囲を拡げて探索してみました。まずは土砂が入り込んでいる部分へ。誰が取り付けたかは不明ですが、ロープが垂れ下がっています。土砂に座って撮影。なかなか良い景色です。明かり取りのアーチがずらりと並びます。ハンガー18…18番格納庫(ライト・パターソン)、じゃなくて...

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【士幌線】秋のアーチ橋と星空

上士幌町を走る国道273に並行して見られるいくつかのアーチ橋。かつての国鉄士幌線で使われてきたコンクリートアーチ橋ですが、その中でも11連130mアーチのタウシュベツ川橋梁はいろんな意味で幻の橋と言われています。士幌線は大正14(1925)年に帯広-士幌間で開業、全線廃止は昭和62(1987)年。士幌以北を順次延伸し、十勝三股まで昭和14(1939)年に全通。タウシュベツ川橋梁は全通の2年前である昭和12(1937)年に完成しましたが、...

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草原のタウシュベツ

2年ぶり、旧国鉄士幌線旧線のタウシュベツ川橋梁。発電用人造ダム湖、糠平湖にかかる11連のアーチ橋。ここ数年、見納めだと言われ続けているアーチ橋だったが、果たして。ちゃんと11連アーチ。まだ崩れてなかった。でも、これを見たら見納めって言いたくなる気持ちはわかる。ちょっとした力がかかると、崩れてしまいそうだ。それが今年なのか来年なのかはわからない。これで見納めかも知れない。Special thanks to ひこ san!...

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【広尾線】愛国と幸福

国鉄広尾線愛国駅、及び、幸福駅。1970年代、テレビ番組で取り上げられ「愛の国から幸福へ」ブームが発生。広尾線廃止後約30年の現在もやはり、縁起物として観光客で賑わっている。同じ広尾線でも、『忠類駅』(※過去記事参照)は全く人気なさそうだったが。行ったのが冬だったから?かも?んで、まず愛国駅。何年ぶりで来たかは忘れた。ここはまあそこそこの賑わいだった。駅の中は…正直、何が何だかわからない状態w壁一面、レプリ...

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【奥行臼】駅と停留所と

旧国鉄標津線支線 奥行臼駅。ここは多分4度目の訪問になるかな。『史跡旧奥行臼駅逓所保存管理計画』で、現在、駅内部は見られなくなっている。平成30年頃までは駅内部を見られないようなので、参考までに以前、訪問した時の写真を。アスペクト比が4:3、そうLUMIXフォーサーズ時代の写真。三脚が写り込んだのでブログでは使ってないものだが、この頃はまだ真面目に三脚を持ち歩いていたなあ。ちなみにこの手は、駅逓所に常駐して...

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尺別駅の転車台

根室本線 直別-音別間にある駅、尺別。かつては数千人規模の大きな街があったが雄別炭礦の閉山により消滅。駅北側には雄別炭礦尺別線の『(社)尺別駅』と転車台があったそうな。駅跡は何も遺ってないようだが、転車台のほうは航空写真でも確認出来るようなので探してみる。藪こぎというほどでもなく軽い湿地帯を探し歩く、…と、見つかった。これが転車台、ターンテーブル。水が溜まって木が生え、ちょっとした公園の池のようだが...

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国鉄白糠線 真加代川橋梁

白糠線の廃線跡に遺るコンクリート橋梁、『真加代川橋梁』。前回は単独で『蓮花沢橋梁』を調査したが、今回は助手と一緒だ。これは『蓮花沢橋梁』から北進方向にある小さな橋梁。(wikiでは『蓮華沢橋梁』となっているが、プレートの刻印は『花』だった)『真加代川橋梁』のプレートと刻印。竣功は昭和33年12月、刻印は昭和34年4月。(白糠線の開業は昭和39年10月)白糠線の廃線跡には、大小いくつもの橋梁が遺っている。規模は小さく...

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