Category北隆鉱山 1/1

初夏の北隆鉱山3

柱のトンネルのような感じで遺っている、何らかの設備跡。恵庭鉱山でも同じような形のものを見たのですが、このタイプの鉱山製錬所には欠かせないものでしょうか?壁面からは一定間隔で鉄材が突き出ています。トンネルを抜け、ここから上の方はこんな感じになっていたので、引き返します何かの機械の土台と思われるこの辺りには製錬所関連の機械があったようで、コンクリート基礎・土台、鉄材などが点在していました。何が何やらさ...

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初夏の北隆鉱山2

ハチに襲われながら上の段を目指します。全部で何段あるのかは数え忘れましたが、同じ青化製錬所である恵庭鉱山が8段、ここもそのくらいだったように記憶しています。長年の苔に覆われて形がはっきりしない石垣シューターの穴石垣に植物が絡みつくボルトで固定された木が石垣から突き出ています。やがて植物に全て覆われ、自然に還って行くことでしょう。下の段へと続く穴所々にシューターの穴が空いているので油断は出来ません。...

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初夏の北隆鉱山1

北海道紋別郡雄武町の発展に貢献した鉱山、北隆鉱山。昭和14年12月末の北隆鉱山周辺地図大正7年に発見、11年には坑道を掘削し金銀鉱石を採取。昭和2年、久原鉱業(後の日本鉱業、ジャパンエナジー)が権利一切を譲り受け、昭和3年に本格操業を開始。昭和8年には採掘を機械化し、9年に製錬所を着工、10年5月に製錬所が完成。最盛期には従業員500名、集落には2000名の人々が暮らしていたが、太平洋戦争の勃発により金鉱業整備が行われ...

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