初夏の北隆鉱山1

2 Comments
しげ@ぼうけんか
北海道紋別郡雄武町の発展に貢献した鉱山、北隆鉱山。


昭和14年12月末の北隆鉱山周辺地図
K5_A0669.jpg

大正7年に発見、11年には坑道を掘削し金銀鉱石を採取。

昭和2年、久原鉱業(後の日本鉱業、ジャパンエナジー)が権利一切を譲り受け、
昭和3年に本格操業を開始。

昭和8年には採掘を機械化し、9年に製錬所を着工、10年5月に製錬所が完成。

最盛期には従業員500名、集落には2000名の人々が暮らしていたが、
太平洋戦争の勃発により金鉱業整備が行われ、昭和18年4月には採鉱を休止、
鉱区及び施設一切を帝国鉱業開発株式会社に提供。

昭和18年10月、北隆国民学校の廃校で無人の街となった。

戦後、数度の調査が行われているも、発展には至っていない。



…という北隆鉱山、79年前に造られた製錬所の遺構を訪ねました。

鴻之舞鉱山では不発に終わり、恵庭鉱山で魅せられて以来の鉱山好き。

いつもの友人『北旅人- Photolog -』の、ひこさんにお願いし念願叶いました。



K5_A0534.jpg

林道に車を置き、たまに硫化水素臭のする小川を遡り歩くこと数十分、
木々の向こうに古代遺跡の様な雰囲気の遺構がチラチラ見え始めました。

時期的にはギリギリだと思ってましたが、今年の緑の成長は予想外に早く、
この距離からだと単なる森に見えてしまいます。



K5_A0536.jpg

全景が見れなかったのは残念ですが、近づくと遺構を見ることが出来ました。



K5_A0539.jpg

古い石垣には、精錬で必要な穴がいくつも開いています。



K5_A0551.jpg

山の斜面に沿って階段状になっているのがわかります。

現在は剥き出しですが、往時は屋根付きの上屋で覆われていました。



K5_A0569.jpg

まるでお城のようにも見える製錬所の遺構。

登れるところまで登ってみることにします。


関連記事
スポンサーサイト
アンケートモニター登録

しげ@ぼうけんか
Posted byしげ@ぼうけんか

Comments 2

There are no comments yet.
歩鉄の達人  
北隆鉱山

おはようございます。
私も北隆鉱山に行きましたが、時間の関係で遺構までは確認出来ませんでした。
次回、機会が有れば再度訪問してみたくなりました。

2014/08/20 (Wed) 04:07 | EDIT | REPLY |   
shige  
> 歩鉄の達人 さま

こんばんは!
近くまで車で行ければ良いのですが、
普通の車では厳しいので辿り着くまで結構時間がかかりました。

歩鉄さんのサイトの北隆鉱山は昨年秋頃のものでしょうか?
私は初夏でしたので、ハチは出るし虫に刺されまくるしで大変でした(笑)

2014/08/22 (Fri) 00:04 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply