落石三里浜ドライブ ~ トーチカを訪ねて

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しげ@ぼうけんか

北海道根室市、落石三里浜にあるトーチカ。

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1941(昭和16)年12月に勃発した太平洋戦争。
翌年のミッドウェー海戦の敗北以降、戦況が悪化。
本土防衛のため米軍の上陸に備え築城されていったトーチカ…膨大な労力を費やして。

根室半島のトーチカ等防衛陣地は、1944(昭和19)年夏頃から終戦の年、1945年にかけて構築されたと言われる。



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構築時は崖の上に埋められていたが、海岸線の浸食や地震による地すべりで落下してしまったようだ。

海側が天井部、崖側が底部、手前と奥に横たわるのは折れた銃眼。



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落石三里浜は、砂浜が硬く締まっているので車での走行が可能だ。

落石の漁港から直線距離で3km程、往復6km、歩けば1時間コースなので車で行けるのは助かる。

ただ、油断するとハマりそうになるので注意が必要だが、ジムニーだから多分大丈夫。



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銃眼がついていたであろう部分には玉石が見える。

このトーチカには鉄筋が使われていないため、落下の衝撃であっさり折れたのだろう。



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銃眼口から本体を覗いてみる。



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折れた銃眼(東側)。手元の資料によると、銃眼口の幅は最大で1,750mm、高さ800mm、奥行3,800mm。



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発見当初から海食が進み、現在は90度、いや95度かな?回転した状態になっている。

時が経てば旭浜トーチカのように、砂に飲み込まれていくのだろうか?

硬く締まった砂浜なので、そのままキープするのかも知れない。



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トーチカ内部には木材がたくさん残っていたが、波で少しずつ失われている様に見える。



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こうして見ると、平衡感覚がおかしくなってくる。



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来た方角(南東)を振り返る。



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トーチカ前にタイヤ痕を残してしまったが、すぐに消えるだろう。



来た道(砂浜)を戻る途中、同行のGPさんがもう一つのトーチカを案内してくれた。

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初めて見たトーチカに興奮して奇声を上げながら近寄る。

手元の資料には記載があったが、見つけられなかったものだ。

崖の途中にあるため崖下の砂浜からは見えにくいのに、それを知っているとは。

リルラン浜トーチカに続きこのトーチカまで教えてくれた、研究熱心なGPさんを尊敬する。



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銃眼だけ露出している、状態の良さそうなトーチカ。

構築当時の様子は知らないが、ここの地盤は固いらしくあまり変わってないのかも知れない。



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銃眼口の幅は1,450mm、高さ910mm。内部に動物の気配はナシ。



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勢いで突入、匍匐前進で行けるところまで進んでみた。

奥に行くにつれ狭くなっており、この時点で幅560mm。

内部がどうなっているのか気になったが、ここで諦める。



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自粛続きだった昨今、久しぶりに友人たちと味わった満足感はとても大きかった。



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