計根別・川北飛行場(別海・標津)
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しげ@ぼうけんか
『陸軍計根別第一飛行場の有蓋掩体壕群』
『川北海軍航空基地の戦闘指揮所』
今回は2箇所、道東方面に現存する戦争遺跡を見てきました。

まずは『陸軍計根別第一飛行場の有蓋掩体壕群』。
掩体壕の近くに立派な案内板が設置されています。

場所は北海道野付郡別海町本別。
1942~1943年頃に造られたもので、3つの有蓋(屋根あり)掩体が現存しているとのこと。

正面から。

訪問当日、掩体壕の周りでは何台ものトラックが絶賛牧草作業中だったので、あまりウロウロせず去ることにします。

道道13号を跨いで南下、最初の掩体から2kmほど離れた場所にそれらしいものを発見。
案内板は設置されてませんが、季節が良かったのか目で見てわかりました。
道路からはかなり遠いのですが、牧草地なので無闇に入ることは出来ません。

横に周ってみると、掩体壕からシカが出てきました。

すぐ近くにもう1基ありましたが、遠すぎて良くわかりません。
これにて3基コンプリートということで。

ついでなので現在別海フライトパークとなっている『計根別第一飛行場の格納庫基礎』を見学。

基礎なのか壁なのか良くわかりませんが、家(民家?)に続く舗装路を挟んで同じようなものが逆向きにもう1列ありました。
日没が近づいてきたため多少焦りながら次の目的地へ、40kmほど北上します。

『川北海軍航空基地の戦闘指揮所』に到着。
日没まであまり時間がありません。
場所は北海道標津郡標津町川北。駐車場完備。案内板あり。

案内板その1。

川北基地配属兵からの手紙が載っています。読みやすいように加工済み。

地図拡大。戦闘指揮所と書いて赤丸で囲っている部分に駐車場があります。
滑走路となっている灰色部分は、ソーラーパネルで埋め尽くされています。

案内板その2。

戦闘指揮所と言っても、この連絡通路(図の右上)くらいしか見ることが出来ないようです。
管理者に頼めば中に入れてもらえるという情報もあります。

戦闘指揮所の連絡通路まではロープで誘導されています。
どうやら日没には間に合いそうです。

木の階段を降りると連絡通路になります。

鉄格子で封印されています。

図面によると、幅1.5mで通路は19m続いているようです。
鉄格子にカメラを突っ込んでライトを当てて撮影。トンネル内にシャッター音が響きます。

トリミング加工するとこんな感じ。。。奥に見えているのは指揮所の壁でしょうか?何だか良くわかりませんねw
計根別飛行場など別海町歴史文化遺産についてはコチラ
https://betsukai.jp/kyoiku/culture/bunkazai/rekishi_isan/entai/
川北海軍航空基地についてはコチラ
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/429872
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